​サボ天 (family business)

by

NAMPEI AKAKI

2020 4/3-4/30 

写真家としてのキャリアの中で赤木は多くの立体的な塊を作ってきました。

それは、日々集めているリサイクルショップなどに転がる宝だったり、それぞれカスタムが施された大量の箱で構築されています。今回の展覧会ではそ の赤木の脳内に増殖しつつけるイメージを平面に封じ込めたペインティング作品の連作を10点発表します。 また、カメラのレンズを外した状態で街の光を採集(撮影)した写真作品”Kenko健光”シリーズを使ったテーブルも制作。幼少期を海外で過ごし⻘年期を東京とロンドンで体感し、10年以上世界中で作品を撮り展示空間を作り続け てきた写真家の”今”の表現を軽やかな思考でお楽しみください。

赤木楠平はあの世とこの世を行ったり来たりしているような気がする。彼の作品のイメージは、どこかこの世にいない違う次元のレイヤーから見た景色のようだ。かと思えばこの世の世界に彼の作ったオブジェ(インスタレー ション)が現れる。彼の作り出すあっちとこっちを観る側は自由に行き来することができ、常に新鮮な視点で鑑賞することができるだろう。最も文化が活発だった頃、東京の割と育ちのいい⻘年はありとあらゆる快楽と欲望に身を任せ、精神的にも肉体的にも生死をはっきりと感じるタイミングが何度かあったのではないだろうか。

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NAMPEI AKAKI / あかき ナンペイ

1977年生まれ。東京都出身。幼少期を海外で過ごす。
最後のアナログ世代として日本大学芸術学部写真学科を卒業した後渡英し2008年に帰国後本格的に写真家として活動。

”写真”をテーマにキテレツ爽展開なドライブを追従し、2013年ポーランドが拠点の写真家集団Czulosc(感度)に初の外国人メンバーとして参加しているあかきは写真という枠組みに捕われる事なく、つねにフレッシュな表現方法で作品を制作しています。
写真家としてのキャリアの中で赤木は多くの立体的な塊を作ってきました。それは、日々集めているリサイクルショップなどに転がる宝だったり、それぞれカスタムが施された大量の箱、自身の作品をプリントしたステッカーで構築されています。 また、カメラのレンズを外した状態で街の光を採集(撮影)した写真作品”Kenko健光”シリーズを使ったテーブルも制作。
おおよそ写真家のイメージから逸脱した作品群は脈絡のないように感じるかもしれませんがそのそれぞれは紛れもなくあかきの作品と言える強烈な個性があります。
幼少期を海外で過ごし⻘年期を東京とロンドンで体感し、10年以上世界中で作品を撮り展示空間を作り続けてきた写真家のあかきは、どこかこの世にいない違う次元のレイヤーから見た景色を様々な対象物に落とし込みます。